電脳世界の避難所

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借金で辛い思いをした話 2年目

この記事は前回、前々回の

借金で辛い思いをした話 1年目(前半) - 電脳世界の避難所

 

借金で辛い思いをした話 1年目(後半) - 電脳世界の避難所

 

の続きになります。

多重債務状態での生活

 

借金生活をはじめて1年が経ちました。借金の合計は150万円。ですが、生活はほぼ変化していません。豪勢な生活して辛い思いしていないじゃないか!と思う方もいるかもしれませんがここからが本番です。

 

3社のクレジットカードが限度額に到達し、4社目のD社のクレカに手を付け始めます。この時点で借金は借金で返し、生活も全て借金して回している状態です。わずかなアルバイトでの給料は家賃やケータイ代の支払いに消えていきます。クレカの使用枚数が増える度に毎月の返済額も増加していきます。そのため、ここから借金の増加量も急激に伸びていきます。リボ払いにしているため借金の元金はほとんど減っていません。また、返済日が終われば返済した金額をすぐ使用していました。もう借金することが当たり前になっていました。

 

借金を減らさず、生活も一切変えない状態を3か月程続けたところ、D社のクレカも限度額目前となりました。キャッシング枠も次の返済分しかなくどうしようもできない思いに陥ったのを覚えています。借金の返済ができなくなるという恐怖感に侵された私はここで新たなクレカの申し込みをします。E社のクレカですね。しかし、クレカが届き、利用可能額を見たとき、キャッシング枠がないことに絶望します。そうです、収入が低くおそらく信用もほぼない状態です。これでは、借金の返済ができなくなります。ここでやっと自分がどういう状態か思い知らされました。

 

しかし、私はまだ楽観的で、消費者金融系のカードならいけるのではないかと考え、F社のカードに申し込みをします。そしたら、審査に通過し20万円のキャッシング枠を持ったカードを手に入れてしまいます。

 

一気に2枚のカードの審査に通過した私は、何故か50万円手に入ったと勘違いをしました。

 

生活費をE社のクレカ、借金返済をF社のクレカで賄っていました。利用するカードが増えたことで、毎月の返済も増えていきます。この時点で毎月13万円ほど支払いがありました。アルバイト代ではどうにもなりません。家賃なども含めると毎月20万円ほどです。会社員の月給ほど毎月支払わなければなりませんでした。もう、頭の中は借金のことでいっぱいになりました。

 

返済に遅れれば破産するしかない。しかし、お金がない。どうにもならない状況へと気づいたら追い込まれていました。借金生活をはじめて1年と10ヵ月ほどで首の回らない状況となりました。

 

無理やり現金をかき集め、返済日になんとかお金を用意し、返済日が終わればまた次の返済日のためにお金をかき集める日々へとなりました。今までの豪華な生活などできず、節約節約節約の日々です。お金を使うのは日に一度の食事のみ。それ以外は一切お金を使えない日々を送るようになっていました。

 

借金生活2年目が終わるころには全てのカードは限度額間近、普通の生活すらも送れず、お金の事を考える日々です。精神的にもまいってしまい仕事も手につかない日々となってしまいました。こんな生活早く終われ!!と思いながら過ごしていました。