電脳世界の避難所

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借金で辛い思いをした話 1年目(後半)

この記事は前回の

借金で辛い思いをした話 1年目(前半) - 電脳世界の避難所

の続きです。

 

借金生活

 

多重債務者ルートへ入った私は、とりあえずカードの返済に遅れない事だけで頭がいっぱいでした。一括で返せるだけの蓄えもないので借金の返済を借金でしている状態です。少しあった貯金は家賃と光熱費、ケータイ代を支払うのに消え、アルバイトでのお給料はそれ等と借金の返済に消えていました。手元に残る現金はなく、生活費はクレカ決済しリボ払いにするのが日常でした。それでも某美少女ゲームへの課金はやめなかったのです。

 

しかし、リボ払いと複数のクレジットカードを所持しているため生活には全く困りませんでした。ほぼ全ての費用をクレカ決済してたいので、金銭感覚はほぼ麻痺していました。今思い返すとほんとに愚か者です。

 

毎月返済するお金は一定なので何を買おうがどんだけ課金しようがその時の私には借金してお金を払っている感覚すらなかったのです。

 

そのため、生活は豪華になりガチャへの課金も際限が無くなるほど課金していました。目当ての子が出るまでガチャを回し続ける破滅へのプレイスタイルをしていたのです。

 

欲しいものはすぐに買いゲームへの課金も日常化し、フリーターで低収入なくせに見合わないほど豪華な生活を楽しんでいました。

 

ただ、クレカの返済日が近づくと返済額を確かめるために明細を確認し落ちこんだりもしていました。

 

毎月お給料から家賃などを差し引いた残りと借金して借金を返す、悪循環な生活です。少しずつ借金は増えるものの、返済額は増えないしキチンと支払う事が出来ていたのでこの状態に慣れきっていました。

 

多重債務状態に

 

借金生活に慣れきってしまった私は生活がどんどん豪勢になっていきます。アルバイトはしているももの収入より支出(借金返済も含め)が大きい状態です。そんな生活を半年ほど続けていると、ついにB社のクレカも限度額に到達しました。ニートになってから8~10ヶ月目くらいです。

 

2枚のクレカが使えなくなり3枚目のC社のクレカを使い始めます。この時既に借金は100万円です。しかし、そんなことは一切気にせずC社のクレカも私はガンガン使っていきます。毎食2000円前後の食事、毎日のようにお酒を飲み、当たり前のようにゲームへ課金し続けます。

 

こんな生活をしていると、借金が増えるスピードも早くなる一方です。また、追い討ちをかけるようにゲームへの課金も増えていきます。

 

ゲームの毎月月末に行われる期間限定ガチャでは何万円使おうがお目当ての子を引けるまでガチャを引いていました。10回まわすのに3000円を100回単位でやっていました。ほんとに愚かな使い方です。

 

普通では有り得ない早さで借金が増えていました。C社のクレカの限度額到達までほんの2,3ヶ月です。

 

この時ニートになってから約1年、借金は3社合計して150万円。こんな状態でしたが、何故か自分にはまだ大丈夫だと感じていました。その理由はD社のクレジットカードです。限度額も大きくキャッシング枠もしっかり備わっている。まだ、今の生活ができる。そんなことを思いながら、借金生活2年目へ突入します。

 

ここまで読んで下さり、ありがとうございます。もし、今あなたが借金生活中だとしたら、今すぐにでも誰かに想像し、借金の増加だけは止めてください。借金の事を他人に相談するのは勇気が必要です。ですが、100万円ほどなら間に合います。身内に相談出来ないのであれば弁護士や専門の方に話だけでもしてください。自己破産や任意整理は容易には勧められませんが、借金の事を話すだけでも少しは楽になりますので。